WWD.com 阿部千登勢さんのインタビューが掲載されています。
100億を超える規模になって服作りの方法は変わったか の質問に
昔から変わらない。みんなが知っているスタンダードなもの、クラシックなものが好きで、それをいかに他にはないものにデザインするか。それだけですね。まず好きなものを作って、そこに足りないものを足していく。縦長のシルエットといったイメージはありますが。デザイン画はアイテムの絵を小さくふわっと描きます。パタンナーは絵型通りに作ると私に「絵型通りじゃん」と怒られる(笑)。パタンナーの創意を引き出したいので。アイテムありきでスタイリングを考えながら作ります。
プレ・コレクションを始めて「サカイ ラック(以下、ラック)」を休止し「サカイ」に一本化する理由は との質問に
「サカイ」は納期が遅いという問題があった。(「ラック」のコレクションに厚みが出て)これだったらプレの時期に提案できるかなと思ったタイミングだった。それがとても良かった。「ラック」を「サカイ」と一緒に見せていた時期は、みんな「サカイ」で予算を使うから「ラック」では「Tシャツだけ買おうかな」という程度だった。分けたことによって予算が変わりました。
「サカイ」をキーワードで表現すると の質問に
バランスという言葉が大好き。人生においてバランスが大事だと思っています。会社も仕事もバランスって大事だなあと思います。
ボリュームのあるとても読み応えのあるインタビューです。
【インタビュー】阿部千登勢「サカイ」デザイナーが語るクリエイションとビジネス ブランド成功の秘けつとは
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